最旬ダイニングのカフェタイムに中国風のアフタヌーンティーを
香港や上海に行っての楽しみのひとつが、ホテルでのアフタヌーンティー。たくさんの種類のケーキやクッキー、サンドイッチ……。日本のホテルのアフタヌーンティーとはどこか違う味わいで、飲茶と通じる雰囲気もあるのが魅力です。飲み物はコーヒー、紅茶だけでなく、中国茶からも選べます。何煎も味わえる中国茶は、たっぷり時間をかけて楽しむアフタヌーンティーにぴったり。とても優雅なひとときが過ごせます。
そんな中国風のアフタヌーンティーが楽しめるお店を見つけました。あべのハルカス近鉄本店タワー館にある『桃谷樓阿倍野賓筵』です。
日本一の高さ300メートルのビル「あべのハルカス」は2014年3月7日、グランドオープン。58階~60階の展望台「ハルカス300」、360室の「大阪マリオット都ホテル」がオープンして、16階のあべのハルカス美術館は3月22日開館。この春は、阿倍野に注目が集まりそうです。
『桃谷樓阿倍野賓筵』は、その12階から14階の44店2800席という日本最大級のグルメレストラン街「あべのハルカスダイニング」の13階にあって、窓側の席は眺望も抜群。カフェタイムは通路側の扉を開け、ヨーロッパのカフェを思わせるオープンな雰囲気。店内は鮮やかな赤色がベースカラーで、気分を高揚させてくれます。
アフタヌーンティーの内容をご紹介しましょう。(写真は2人前)
まず、1皿目。大和茶を使ったマカロンにアンチョビ入りの甘くないサブレ、回りに砂糖をまぶしたクッキー。珍しいのは月餅でしょう。イチジク入りの粒あんで、粒々のイチジクの食感がおもしろい。どれも甘さ控え目で、食感も様々。
2014.03.09(日)
文・撮影=そおだよおこ