ホテルに泊まるお楽しみと言ったら朝ごはん、という人も多いですよね! 自宅ではいつもは決まったものを食べていても、ホテルのブッフェではあれもこれも欲張ってしまうのが常です。
今回は、リニューアルを経て、味もスケールもインテリアも記憶に残る、旅の中心になりそうな「ウェスティンホテル東京」のブッフェをご紹介しましょう。
リニューアルを経て完成した朝食ブッフェの殿堂
開業30周年を迎え、多くのゲストで賑わう「ウェスティンホテル東京」。1年前に“継承と再生”をテーマに大規模なリノベーションを終え、唯一無二のクラシックな佇まいと、スタイリッシュなインテリア、都心とは思えない自然が同居し、ますます居心地がよく、「ここじゃなきゃ!」と思えるホテルです。
誰もが感嘆するのが、朝ごはん。新しくなったインターナショナルレストラン「ザ・テラス」でのブッフェは、旅慣れたゲストたちを魅了しています。
統括する沼尻寿夫総料理長は、30年前の開業から同ホテルに籍を置き、朝食には並々ならぬ思い入れがあるといいます。バリエーションだけでなく、ライブ感と「できたて」であること、フードロスを減らし、SDGsの取り組みをしている生産者を応援すること……。満を持して完成したブッフェなのです。
キッチンは、ホテルの朝食ではなかなか見ないフルオープンで、活気あふれる中で作りたての料理が提供されているところが見えます。安心感もあり、うれしいポイントです。
2024.11.21(木)
文=CREA編集部
写真=橋本篤