
どうにも暑すぎる今年の夏。涼しくて別世界気分を味わえるホテルステイは、身も心も満たしてくれる時間です。
ホテルに泊まる楽しみのひとつといったら、朝ごはん。ブッフェもいいけれど、優雅にアラカルトやセットメニューに身を委ねてみたら、そのホテルの魅力がもっと深まります。
この夏、ぜひ食べてみてほしいホテルの朝ごはんを集めました。
4回目は、窓の外に絶景が広がる「マンダリン オリエンタル 東京」へ。
海外旅行気分が満たされる

「マンダリン オリエンタル 東京」のなかでも、38階に位置する「ケシキ」での朝食は別世界にいるような時間を過ごすことができます。都内を広く眺められ、天気のよい日には席によっては富士山も拝むことができるのですから。

こちらはブッフェもありますが、じっくりとシグネチャーメニューを味わうならアラカルトもおすすめです。
スペシャリテのひとつ、「フロランタン」は、エッグベネディクトとよく似ていますが、イングリッシュマフィンにほうれん草をたっぷりのせたもの。ポーチドエッグとオランデーズソースを重ねます。つけ合わせにはソーセージやベーコン、季節の野菜などが添えてあります。

また、ホテルではケージレスで育てられた鶏の卵だけを使う決まりがあり、もちろんこちらも平飼い卵。オーガニック卵らしい力強いおいしさを湛えています。
2024.08.13(火)
文=CREA編集部
写真=橋本 篤