パリの街角にも似合いそうな「プリュムエール」のエントランス。趣のあるアンティークのドアや店頭に飾られたトランクは、オーナーが海外から持ち帰ってきたものだそう。

 今年のはじめ頃、我が家のすぐご近所に新しいセレクトショップがオープン! パリの一角を思わせる佇まいが素敵で、すっかり最近のお気に入りスポットになっているので、今回は少々イレギュラーですが、そちらをご紹介させて頂きますね。

ショップで見つけた私の欲しいもの! すべてアウトリーチェのワンピースですが、どれも上品なだけでなく、さりげなくトレンドが効いているのが嬉しい。仕事帰りに予定のある日に着たいですね。左から・カットワークが春らしい軽やかさを生む黒のワンピース26,000円、レース刺繍がエレガントなオレンジのワンピース29,000円、ボーダーの上からオーガンジーを重ねたワンピース24,000円

 お店の名前は「プリュムエール」。フランス語で“羽”や“翼”を意味するその店名には、「大人の女性が日々輝くための“翼”を届けたい」というメッセージが込められているそう。お店に並ぶのは、オーナーが国内外から買い付けたウェア&アクセサリー、キャンドルなどの雑貨と、オリジナルブランド「アウトリーチェ」のアイテム。アウトリーチェは、ニットやジャケット、ボトムスなどフルラインが揃いますが、なかでも日常にひと匙の特別感をもたらしてくれるフェミニンなワンピースが豊富。トレンドもほどよく取り入れられているうえ、買いやすい価格帯なので、きっと毎日のおしゃれを楽しくしてくれると思いますよ。

左:帽子やバッグ、シューズなどのアクセサリーは、こなれたおしゃれをかなえてくれるヴィンテージものも充実。リボンのヘアアクセは、クラス感のある甘さが大人にぴったりな人気商品。
右:特別な日にドレスアップするためのソワレは「アウトリーチェ ソワニエ」。レースやビジューを贅沢にあしらったドレスが揃います。インポートに比べ、抑えめの価格もありがたいですね。

 また、商品もさることながら、店内はディスプレイ用のハンガーなどインテリアにもこだわった空間。やはりオーナーが海外で集めたものが多いのですが、大人の甘さ漂うアンティークな雰囲気は、自宅インテリアの参考にもさせて頂いています。時には、小さなワークショップも開かれるなど、サロンのようなアットホームさも魅力。ショッピングに限らず、ふらりと立ち寄れる居心地のいいアドレスとして、チェックしてみてくださいね。

キャンドルやアロマアイテムなどの雑貨類は、プレゼントにも。お店のイチオシは、国産の高品質なワックスを使い、すべて手作業で作られるというMikiTanakaCandles。

plume ailes (プリュムエール)
所在地 東京都渋谷区代官山町17-4 代官山アドレス ザ・レジデンスサウス101
電話番号 03-6455-3136

河井真奈 (かわい まな)
数々の雑誌で活躍するスタイリスト。モードとデイリーのバランスが取れたスタイリングに定評が。著書に『絶対美人アイテム100』(文藝春秋刊)

Column

河井真奈の「私が今、買いたいもの」

スタイリストの河井真奈さんが、プライベートで今リアルに欲しいと思っているほどお気に入りのアイテムをピックアップ!

2014.04.17(木)
文=村上治子