今、貴方のご家庭にあるドライヤーを、いつ購入したか覚えていますか。家電製品は「壊れたら買い替える」というスタンスになりがちですから、「一人暮らしを始めた時に安く買ったから、〇〇年以上使ってる……」なんて方もいらっしゃるかもしれません。

 昨今、様々なドライヤーが話題になっていますが、今回は美容師目線で「最低限、こういうのを使ってほしい」「購入時はココを押さえて」というリアルなポイントを、ご紹介します。


どんなドライヤーを選べばいい?

 発売からたった数年のうちに話題になり、一気に認知度を得た高機能ドライヤー。値段が値段だけに、「それってホントに効果あるの?」と静観している方も多いかと思います。

 ですが、特に安いドライヤーを使い続けていて、高機能ドライヤーを検討している方には「なるべく早く買い替える」ことをオススメします。なぜなら、高機能ドライヤーは費用対効果が大きいアイテムだからです。

 この記事で特定の商品をご紹介することはありませんが、高機能ドライヤーの「髪がツヤツヤになる効果」は一般の方でも効果を実感しやすいです。

 「毎日のドライヤーが髪にダメージを与える」という話を聞いたことがある人も多いかもしれません。ドライヤーの熱が髪に負担をかけていることは事実です。そして、このダメージは“ちりつも”で蓄積されていきますが、高機能ドライヤーならこの負担を軽減することができます。

 ですから、予算に余裕がある場合は、お得に買えるセールなどに乗じてなるべく早く買い替えましょう。

ドライヤー選び、外せないポイントは2つ

 まずドライヤーは、いいモノに替えれば万事オッケー、という訳ではありません。当然ですが、乾かし方も重要です。

 濡れた髪をタオルでしっかり拭うことで3〜5分の時短になりますし、熱風をただ髪に当てるだけではなく、髪に手ぐしを通しながら髪の隙間に風を通すことも、早くキレイに乾かすためには大切なポイントです。

 それを踏まえ、ドライヤー選びに外せないポイントが2つあります。それは「収納のしやすさ」と「本体の重量」です。

2024.10.26(土)
文・イラスト=操作イトウ