この記事の連載
- 武知海青インタビュー前篇
- 武知海青インタビュー後篇
プロレスを始めるとき、あえてゴールを決めなかった
――一回目のプロレスの試合が終わったあとは、どんな心境でしたか?
基本的に僕は何かを始めるときにゴールを決めるんです。でも、プロレスのときはなぜかゴールを決めていなくて、ただ、一戦で終わるつもりはないということだけ決めてたんです。もしもうまくいったら続ける、うまくいかなくてももう1回挑戦するという覚悟を決めて挑んでいました。
不思議な話なんですけど、プロレスと『スポ男』が被るのは、前回に続いて二度目なんです。前回は2月末にプロレスの試合があって、3月に『スポ男』の収録がありました。今回も9月末に『スポ男』の収録があって、その4日後にプロレスの試合があります。これは、神様が試練を与えてくれたのかなと思って頑張るしかないという心境です。
――プロレスと『スポ男』の体づくりというのは、共通する部分もあるんですか?
『スポ男』は体重は軽い方がよいんですが、プロレスは重くないといけないので大きく違うんですよね。前回はプロレスとスポ男の間が一か月くらいあったんですけど、今回は4日しかないので、どこまでいけるのかの勝負ですね。
――心身ともに休める時間が重要になりますね。
今は結構気持ちは安定していますけど、やっぱりRAMPAGEで行う東京ドームのライブ(『THE RAMPAGE LIMITED LIVE 2024 *p(R)ojectR® at TOKYO DOME』)の前には緊張してる時期もあって、そうなると体もよくない方向に行ってしまうので、自分でも気を付けました。今は乗り越えたところです。もう少しで一年を完走するので、ここまで来たら、あとはやるだけですね。
2024.10.14(月)
文=西森路代
撮影=今井知佑
スタイリスト=山田莉樹
ヘアメイク=OYA(KIND)