この記事の連載
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のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、白央さん。
※本記事は、再公開したものです(初出:2022年10月25日)
連載「のっけて、食べる」が一冊の本に!
フードライターの白央篤司さんと料理研究家のしらいのりこさんが、365日毎日交代で綴ったCREA WEBの人気転載「のっけて、食べる」の書籍が発売。365種のレシピの中から厳選した98レシピを収録しました。簡単でおいしくて、ちょっとの工夫で栄養もとれて、しかも洗い物も減らせる……忙しい私たちの助けになること間違いなしの一冊です。
発売日 2024年9月11日(水)
定価 1,540円(税込)
文藝春秋
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vol.103 ホタテマヨのっけパン
缶詰コーナーにはホタテの水煮缶もよく売られています。けっこう高級品なんですが、「ほぐし身」と書かれているものはわりにお手頃。マヨネーズと和えると実においしい。パンにも結構、合うんです。
■材料(1人分)
・食パン:1枚
・ホタテ水煮缶:1缶(70~80g)
・みじん切りの赤玉ねぎ:大さじ1と1/2
・マヨネーズ:大さじ1
・酢:2~3滴
・こしょう:少々
・チャービル:お好みで
■作り方
(1) 赤玉ねぎをみじん切りにする。
(2) ホタテ缶を開けて軽く水気を切り、ボウルなどに入れ、(1)、マヨネーズ、酢とよく合わせる。
(3) 食パンを好みの加減に焼いて、(2)をのせ、こしょうをふってチャービルを添える。
辛みがやさしい赤玉ねぎを使いましたが、普通の玉ねぎでもちろんいいです。酢少々を加えることで味にメリハリが付きますよ。チャービルはセルフィーユとも呼ばれるハーブで(チャービルが英語、セルフィーユは仏語)、ホタテや魚介とよく合うんです。
なんならこのぐらいのっけちゃっても全然かまわないですよ。刻んでホタテと混ぜちゃってもいいです。デザートの飾りに使われることも多いけど、独特の爽やかな香りのある、素敵なハーブなんです。料理好きのあなた、見かけたら試してみませんか?
Column
のっけて、食べる
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
2024.10.25(金)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔