この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

» きのうのレシピ「マグロの山かけ辛子醬油和え、ルッコラのっけ」


vol.231 焦がしバターのキャベツ炒めのっけパン

焦がしバターのキャベツ炒めのっけパン。
焦がしバターのキャベツ炒めのっけパン。

 キャベツだけのシンプルなのっけパンですが、アンチョビバターでちょい焦がしで炒めると実においしい。最初にオリーブ油で焼きを付けるのがポイントです。

■材料(1人分)

・キャベツ:50g
・アンチョビ:2g
・バター:7g程度
・オリーブ油:少々
・好みのパン:1枚

■作り方

(1) キャベツはひと口大に切り、アンチョビは細かく刻んでおく。パンを好みの加減に焼いておく。

(2) 少量のオリーブ油をフライパンにひいて中火にかけ、キャベツを加えて軽く焼きをつける。

(3) バターとアンチョビを加え、バターが軽く焦げる程度に加熱して全体を和えて、パンにのっける。

 昨日のマグロとルッコラのコンビ、魅力的でしたね。カルパッチョに応用するのもよさそう。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

» 連載「のっけて、食べる」レシピ一覧

次の話を読む【ひな祭りのごちそうレシピ】 錦糸卵のっけ鮭のちらし寿司 「酢めしと鮭と卵があれば十分です」

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.03.02(木)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔