暑い夏もようやく終わり、心地いい季節。旅をしたい気持ちが高まってきました。
紅葉や秋祭り、収穫のよろこびなど、日本にはたくさんの美しい秋の絶景・風物詩があります。そんな日本ならではの魅力を感じるとっておきのスポットをご紹介。
「いつか」の旅行の参考に。眺めても美しい、秋ならではの豊かな景色をお楽しみください!
今回は、中国エリアの絶景&風物詩をまとめてご紹介します。
※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
◆鳥取県
◆米子城から望むダイヤモンド大山
近世初期の城郭で、かつては「山陰随一の名城」と称されていた米子城。石垣などは当時のままの美しい姿を残し、天守跡からは360度のパノラマを楽しめます。
米子城の天守台は標高が約90メートルあり、視界を遮るものがなく、大山や日本海、米子市街を一望。
ここから見られる景色のなかでも、毎年10月22日ごろと2月20日ごろの気象条件のいいときにのみ見られる「ダイヤモンド大山」はまさに絶景。大山の頂上で宝石のように輝く朝日と、その陽光に包まれた米子城は筆舌に尽くしがたい美しさ。
観望会開催日時:2024年10月19日(土)、20(日)
米子城から望むダイヤモンド大山(よなごじょうからのぞむだいやもんどだいせん)
所在地 鳥取県米子市久米町
https://www.yonagocastle.com/
◆島根県
◆美郷町の雲海
全国有数の美肌県として知られる島根県。その理由のひとつとされているのが、年間を通して湿度が高く、潤いのある環境であること。
なかでも美郷町は、盆地のために風が弱く、湿気や霧が立ち込みやすい。さらに、日中と夜間の寒暖差があるため雲海が発生しやすく、雲海の名所となっています。
幻の景色ともいわれる雲海ですが、秋は発生しやすい時期で、気象条件が揃えばいくつかの場所から雲海が眺められます。特に、「野間ビュースポット」は雄大な中国山地を包みこむような雲海の光景を、「田之原展望台」からは山裾を川のよう雲海が流れ下る「両国おろし」と呼ばれる希少な現象を目にすることができます。
雲海の発生率は「美肌県美肌町雲海予報」で確認できるので、事前にチェックしてから出かけましょう。
見ごろの時期:9~11月
美郷町の雲海(みさとちょうのうんかい)
所在地 島根県邑智郡美郷町
https://gov.town.shimane-misato.lg.jp/unkai/
2024.10.11(金)
文=CREA編集部