◆沖縄を彩る花 プルメリア

 世界中の熱帯地域で栽培されているプルメリアは、肉厚の花びらと優しく甘い香りで大人気の花。花びらの中心が黄色、桃色、赤色などに色づいたその可愛らしい花姿は、レイや髪飾りなどのモチーフとしても広く知られている。

 プルメリアは樹木に咲く花で、開花時期は、6~10月頃。10個ほどの花で1つの群を作り、それが木にぽつぽつと咲く姿が可愛らしい。公園や整備された施設で多く見られるので、ぜひ探してみて。

沖縄を彩る花 プルメリア(おきなわをいろどるはな プルメリア)

所在地 沖縄本島
https://www.okinawastory.jp/contents/flower_trip/variety/

◆やちむん市

 やちむんとは、沖縄の言葉で焼き物のこと。ぽってりとした風合いの地に力強い絵付けがなされた器や壺は、沖縄の人々の暮らしに深く根付いている。

 やちむんの歴史は古く、およそ6,600年前に作られた土器が沖縄の焼き物の始まりともいわれている。伝統的な焼き物はしっかりとしていて、凛とした風情が漂うが、最近はポップなカラーの皿やカップなども多く、土産物としても人気が高まっている。

 例えば、読谷村にある「やちむんの里」は、やちむんの一大産地。里内にはガラス工房1軒を含む20の工房が点在し、古典から現代風までさまざまな作風がそろう。散策しながらギャラリーや共同売店を訪ねるのも楽しい。

 秋には、やちむんの盛んな地域で「やちむん市」が開催されるので、お気に入りのやちむんを見つけてみては?

やちむん市(やちむんいち)

所在地 沖縄本島
https://www.okinawastory.jp/feature/yachimun/whatisyachimun

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
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