◆ヒトツバタゴまつり
「ヒトツバタゴまつり」は、ヒトツバタゴの日本最大の自生地である鰐浦地区で開花時期に合わせて開催されるお祭り。
ヒトツバタゴとは高さ15~20メートルのモクセイ科の落葉高木で、真っ白な花を枝先にこんもりと咲かせる。鰐浦地区の山の斜面などに約3,000本が自生し、開花するとまるでそこにだけ雪が降り積もったかのような光景に。
お祭りは例年4月末から5月上旬に開催され、島内外から大勢の人が訪れる。
開催時期:4月末~5月上旬
ヒトツバタゴまつり
開催地 長崎県対馬市上対馬町鰐浦
https://www.tsushima-net.org/event/hitotsubatago-matsuri
◆魚津ヶ崎公園
西海国立公園内に位置する魚津ヶ崎公園は、周辺の磯釣り場やキャンプ場とともに、美しく豊かな自然を満喫できるレジャー公園。遣唐使船日本最後の寄泊の地として有名だ。
公園一面に花畑が広がり、春は菜の花や紫陽花、夏にはひまわり、秋にはコスモスが咲き誇る。春の快晴の日には、菜の花の黄色と、海と空の青色のコントラストが見事な色彩美を見せてくれる。
魚津ヶ崎公園からは、夕日が空と海、島々を赤く染め、西海の縁へと落ちていく幻想的で美しい光景も眺められる。
魚津ヶ崎公園(ぎょうがさきこうえん)
所在地 長崎県五島市岐宿町岐宿1218-1
https://www.nagasaki-tabinet.com/islands/spot/61164
2024.04.04(木)
文=佐藤由樹
協力=長崎観光ポータルサイト「ながさき旅ネット」