思わず感極まる場面も

 スクリーンにドラマの名場面が流れ始め、作品の思い出に浸っていると今度はステージ上部からベージュのロングドレスで登場。ミニアルバム「Present」に収録されている「Now」を歌い上げた。

 ドラマのエンディングを飾った「Fly Away」と最後までどちらにするか競ったのが「Now」だったと言い、彼女が「いい曲だからあまりにももったいない」と話したところ、「音楽監督と作曲家さんがプレゼントしてくれました」とドラマの裏側を明かした。

 感謝の気持ちをこめて歌いたいと話した「Someday,Someway」には、会場全体がその歌詞一つ一つの意味をかみしめていたようだった。そして、ドラマと同様に最後を飾ったのは「Fly Away」。ドラマの名場面を思い起こさせるような素晴らしい歌声で堂々と歌い上げると、パク・ウンビンが思わず感極まる場面も。

 アンコールでは、水色のニット帽にコンサートグッズであるグレーのパーカーで登場。その肩にはドラマにも登場したカモメの”モメ“が! リボンでおめかししたモメと一緒にWINTER(aespa)の「Voyage」を歌い上げた。

 すると、突然会場が真っ暗に。ファンからのサプライズムービーが流れ、スローガンで客席が埋め尽くされると、その光景にも感涙。「今日みなさんからいただいた力でこれから先の私の旅も力強く続けていきたいと思います」と挨拶した。

 途中で「あ!」と何かを思い出すと「このNHKホールは紅白歌合戦の会場ですよね!?」と自身のスマートフォンで観客とともに自撮りをし、多幸感に包まれた会場を記録に残していた。最後はミニアルバム「Present」に収録されている「Do-re-mi-fa」を3400人の観客とともに歌い、ステージを後にした。

 こうして、2時間半に渡るファンコンサートでドラマ「無人島のディーバ」は幕を下ろした。次回作ではどのような俳優パク・ウンビンの姿を見せてくれるのか、楽しみに待ちたい。

2024.03.02(土)
文=CREA編集部