カメラマンの赤尾昌則さんが選んでくれたのは、身近にあるものでちょっと高級だったり、こだわりのあるもの。

「作り手の想いが詰まっていて、自分自身も愛用しているものを贈ることが多いです。普段から慣れ親しんでいるものだけれど、素材にこだわっていたり、すごく丁寧につくられていたり。ただあげるのでなく『こんないいものがあるんだよ』と教えてあげる喜びもあります。日常がちょっと贅沢になる……そのくらいがちょうどいいかな」(赤尾昌則さん)


【eavam】アルガンバーム

 モロッコの最上級のアルガンオイルと、チェンマイ特産のラムヤイの香りのミツロウのみでつくられたバーム。

「小さな風呂敷みたいな袋に入っていて、作り手の思いが込められているのがわかります。バーム、という存在のさりげなさもいい」(赤尾さん)

eavam

https://eavam.official.ec/
※通販可

【神楽坂乳業】kamigurt

「神楽坂の小さな工房で、医師が真摯につくっているヨーグルト。ほんのり甘くて、僕自身も定期便で購入していますが、代謝が良くなって、胃腸が元気になった気がします。その喜びをおすそ分けしたくて」(赤尾さん)

 5種の乳酸菌が腸内環境を整える。

神楽坂乳業

https://kamigurt.com/
※通販可

【TEA&TREATS】Campbell’s Perfect Tea

 アイルランドの歴史あるメーカーの紅茶。

「たっぷりと入っていて、日常的に気軽に飲めそうなところがいい。ミルクティーにするとすごくおいしいんです。缶もかわいらしくて、センスがいいなと」(赤尾さん)

TEA&TREATS

https://www.tea-treats.com/
※通販可

2024.02.15(木)
文=猪原美奈(PRIMADONNA)
写真=平松市聖
協力=UTUWA

CREA 2024年冬号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

贈りものバイブル

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贈りものバイブル

定価980円

気兼ねなく人と会い、久々に好きな場所を旅する――。2023年は心躍る、まさに再会の年となりました。ここ数年の時代と価値観の大きな変化を経て、ギフト選びもアップデートが必要に。そんないま、贈りもの賢者たちは何を選ぶのかを伺いました。挨拶代わりの手みやげから、大切な人へ思いを伝える名品まで、650点以上のギフトの中から、あなたのお気に入りが見つかりますように。