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#2 ハードにならないクルンクルンウエーブスタイル
ウルフカットのベースに、くっきりウエーブが出るようなパーマをかけたスタイル。
トップからレイヤーを入れているので中間部にも動きが出やすく、またウルフだけれど後頭部のウエイトを重めにしてあるため、ウエイトが高く個性的過ぎるウルフよりも女性らしい今っぽさが作り出せます。
また、前髪にもパーマをかけることで立体感が出て、全体で見た時にも前髪だけが浮くことなく、柔らかい雰囲気になります。洗いざらしでも決まる、ラクちん可愛いパーマヘアです。
オーダーとスタイリングのポイント
ベースは襟足が鎖骨くらいのレングスのウルフカット。顔回りは、あご下くらいまで切り込みを入れ、前髪はパーマをかけた時に目の上になるくらいの長さに。トップからレイヤーを入れ、ベースには重さを残し、ウエイトを下げる。
パーマは根元の方から巻き込んでかけ、大きいウエーブが出るように。前髪にもパーマをかける。カラーは11レベルくらいのヘーゼルベージュ。ヘーゼルブラウンで柔らかな透明感を出す。
スタイリングは、全体を濡らして、オイルとバームを1:1で混ぜたものを全体に伸ばしてツヤを出す。前髪は全部を下ろさず、ちょっとかき上げてから指で何カ所かつまんで、パラパラッと下ろすのがコツ。
YANAGI’s Point
パーマヘアはドライな状態よりも、ちょっとウエットにした方が束感やニュアンスがきれいに出るので、オイルかバーム、または両方を混ぜたものを全体につけるのがポイントです。トップからレイヤーが入っていて顔回りにも短い部分があるので、顔回りのスタイリングで表情を色々と変えられるスタイルです。
2024.01.18(木)
文=斎藤真知子