この記事の連載
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のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、しらいさん。
※本記事は、再公開したものです(初出:2022年12月25日)
vol.164 カニの蒸し寿司
冬の京都で初めて蒸し寿司をいただいたとき、温かいお寿司があることに驚きました。それ以来、冬、特にカニが出てくると蒸し寿司にして頂くようになりました。
ほかほかの酢めしがおいしくてあったまります。あたためるのは電子レンジでもできますが、やはり蒸し器で蒸した方が、温かさが長持ちします。蒸し海老とか椎茸の甘煮をのせたりするとさらに本格的に。
全国各地に個性的なご当地寿司があるんですよね。旅先でいただくのをすごく楽しみにしてます。
■材料(1人分)
・カニほぐし身:好きなだけ(目安一人50g程度)
・錦糸卵:好きなだけ
・レンコン薄切り:3枚
・酢めし:好きなだけ
・白いりごま:適量
・三ツ葉:あれば
・ごはん:好きなだけ
■作り方
(1) 耐熱用の器に酢めしを盛り、白いりごま、レンコン薄切り、錦糸卵、カニほぐし身をのせる。
(2) 蒸気があがった蒸し器で5分ほど蒸す。
酢めしを作る場合は、ボウルに炊きたてのごはん一合を入れ、すし酢(酢大さじ2、砂糖大さじ1、塩小さじ1/2)をまわしかけてサッと混ぜ、うちわで仰ぐ。2回ほど繰り返す。
錦糸卵はボウルに片栗粉小さじ1/2、酒小さじ1を入れて混ぜ、卵を割り入れる。砂糖大さじ1/2を加えて混ぜる。フライパンで両面を焼く。片栗粉を入れると破れにくくなります。
昨日の白央さんおすすめのラブパクソース、我が家の冷蔵庫にも眠ってました。実をいうと使い方がわからず持て余していたので、早速使ってみます。ありがとう、白央さん!
Column
のっけて、食べる
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
2023.12.25(月)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔