この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年12月2日)

» きのうのレシピ「三杯鶏のっけごはん」


vol.141 カツオの酢味噌丼

カツオの酢味噌丼。
カツオの酢味噌丼。

 カツオ、今年もそれなりに手頃でありがたいですね。きょうは岩手県の漁師さんに教わった食べ方でいただくとしましょうか。マヨネーズと味噌と甘酢を混ぜたタレでいただきます。ちょっとね、やみつきになる系の味わい。

■材料(1人分)

・カツオの刺身:5切れ
・ごはん:1膳分

A
・マヨネーズ:大さじ1
・味噌:大さじ1
・甘酢:大さじ2/3
※市販の寿司酢などでもOK
・刻んだ青ねぎ:適量

■作り方

(1) ボウルなどにAを入れてよく混ぜる。

(2) 器にごはんを盛り、カツオの刺身をのせて、(1)をかけ、青ねぎを散らす。

 ごはん、ガツガツいっちゃう感じ。七味ふってもおいしいですよ。ちょっとネガティブな書き方で申し訳ないけど、「あんまり脂、のってないな」と思う刺身があったらこの食べ方、おすすめです。

 昨日の三杯鶏、知らなかった! 私は台湾行ったことないのですよ。ぜひとも行きたいと思いつつ、昨今の状況がつらい……。少しでも良い方へ向かうことを祈ってます。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

» 連載「のっけて、食べる」レシピ一覧

次の話を読む【ごはんエンドレスのカツ丼レシピ】 新潟版「タレカツのっけ丼」 「モモ肉ではなく私はヒレ推し」

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.12.02(土)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔