「ぐんまちゃん」がローカル路線を細かく紹介

吾妻線、上越線、両毛線(JR東日本)、伊勢崎線、桐生線(東武鉄道)、上信線(上信電鉄)、上毛線(上毛電気鉄道)、わたらせ渓谷線(わたらせ渓谷鐵道)の8路線を紹介している。

 ますますヒートアップを続けるゆるキャラ・ご当地キャラのブーム。「ご当地キャラ」という言葉は、2013年新語・流行語大賞トップテンにもランクインを果たした。今や、ゆるキャラやご当地キャラに会うことを目的として旅に出るファンも少なくない。

 群雄割拠するさまざまなキャラクターの中でも根強い支持を勝ち得ている話題の2人が、このたび、相次いでユニークな本を発表した。

 「ぐんまちゃん」は、「ゆるキャラグランプリ」において2012年から2年連続で3位となった群馬県の宣伝部長。そのぐんまちゃんが、素敵な旅行ガイド『ぐんまちゃんと鉄道の旅』を上梓した。

 群馬県には、歴史の古い鉄道路線や、全国的にも珍しい鉄道遺産が多数残っている。ノスタルジックな雰囲気を醸し出すローカルな駅舎や、SL、トロッコ列車、そして鉄道ファンなら知らない人はいない「碓氷峠鉄道文化むら」など、見どころが満載の県なのだ。

 本書は、そんな魅力ある群馬県内の地方鉄道をぐんまちゃんが案内していく一冊となっている。紹介されるのは、計8路線と、その中でも特に見どころの多い19駅。路線や駅の歴史の他、世界遺産への推薦が決定している富岡製糸場や周辺の観光スポット、お土産、駅弁なども取り上げられている。

『ぐんまちゃんと鉄道の旅』
群馬県 協力
発行 マイナビ
定価 ¥1050
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2013.12.20(金)