四季折々の表情を見せる帝釈峡

 これからの季節は新緑が美しい帝釈峡ですが、季節ごとにさまざまな表情を見せてくれるのも魅力です。

 6月~7月の夏の時期には「断魚渓」と呼ばれる小滝地帯を鮎が飛び上がりながら遡上する姿を見ることができたり、梅雨明けの時期には金ボタル(和名・ヒメボタル)と呼ばれるこの地域固有のホタルの鑑賞を楽しむことも。

 秋には、帝釈峡全体が美しい紅葉に染まります。

 神龍湖エリアからは遊覧船が出ていて、春の新緑、夏の納涼、秋の紅葉と季節によって変わる渓谷をゆっくりと約40分かけて楽しむことができます。

 神龍湖エリアにはカヤックやセグウェイなどアクティビティも充実。さまざまなイベントも開催されます。

 毎年春に行っている湖水開き祭りも神龍湖エリアを中心に開催されます(2023年は4月29日に開催)。今年の帝釈峡は 『国の名勝指定100周年』&『国定公園指定60周年』とWのメモリアルイヤーということもあり、さまざまな企画が催される予定。是非HPをチェックしてみてください。

2023.03.31(金)
文=CREA編集部
写真=石川啓次