Magnificent View #061
キンデルダイク(オランダ)
(C) Sebastiano Scattolin / Grand Tour / Corbis / amanaimages
オランダといえば風車。
そのイメージ通りの景色を目にすることができるのが、キンデルダイクである。
オランダ南部にたたずむこの小さな街は、レック川とノールト川という2つの河川に挟まれている。それゆえ、たび重なる洪水に悩まされた干拓地の排水を行うため、活用されたのが風車のポンプだったというわけ。1740年頃に建設され、現在も残る19基の風車群は、世界遺産に指定されている。
国土の4分の1ほどが海抜0m以下に位置するこの国にとって、運河や堤防、風車の建設といった治水事業はまさに命綱であった。風車が並ぶキンデルダイクの眺めは、オランダ人の心の原風景なのかもしれない。
