今回ご紹介するのはオタル製菓の「北海揚」(330円)です。
この連載で紹介するスイーツとしてはめずらしい、いわゆる“袋菓子”。でも、このお菓子をぜひみなさまに知っていただきたい。
北海道・小樽にあるオタル製菓は、昭和27年創業のかりんとう専門のメーカーで、北海道の厳選された素材を活かしたお菓子を作り続けてきた会社です。
この「北海揚」は形が板状なので、一見かりんとうっぽくないけど、これがバツグンにおいしいかりんとうなんです。
「生地に胡麻とピーナツを練り込み、米ぬか油でカラっと揚げ、ビート糖と蜂蜜などをブレンドした独自の糖蜜をからめている」そうです。
しっかりした甘さと香ばしさ、糖蜜のねっとり感と揚げ菓子のカリっと感。このバランスが絶妙としかいいようのない。まさに“銘菓”です。
板状の薄さも噛み砕きやすく、コリコリ、ポリポリとついどんどん食べてしまいます。
2013.11.06(水)