休眠から目覚めた木や草が花を咲かせ、景色を鮮やかに染め上げる春がやってきました。
「いつか行きたい! 『日本にしかない風景』再発見」2021年春篇に、新たな景色を追加して、2022年版をお届けします。
四季があり、自然の移ろいを感じられる日本。各エリアの観光の達人が選ぶ、その地に息づく春色の景色をお楽しみください。
今回は、公益社団法人千葉県観光物産協会が選ぶ、春の風景をご紹介します。
◆菜な畑ロード
JR安房鴨川駅のほど近く、見渡す限りに菜の花が咲き誇る菜な畑ロード。例年1月中旬になると、菜の花が咲き始め、3月上旬の見ごろになると、約1万坪の田畑が開花した菜の花で黄色く染まり、春らしい風景が目の前に広がる。
「ひと足早く春が訪れる、房総ならではの観光スポット。一面に咲き誇る黄色い菜の花が、訪れる人の心を温かくしてくれるような光景です」(千葉県観光物産協会)
菜な畑ロード(ななばたけロード)
所在地 千葉県鴨川市横渚
https://nanabatake.jp/
◆富田さとにわ耕園のシバザクラ
若葉区にある都市と農村の交流施設、富田さとにわ耕園。指導を受けて1年間農業を体験できる農業体験農園なども実施している。
園内では、四季折々の花を楽しむことができ、春になると、12万株のシバザクラが咲き、辺り一面の紫色の雅な絶景が出現する。
毎年見ごろは4月中旬。
富田さとにわ耕園のシバザクラ(とみたさとにわこうえんのシバザクラ)
所在地 千葉県千葉市若葉区富田町711-1
http://www.tomita-kan.jp/
2022.03.21(月)
文=CREA編集部