庶民的なグルメの数々が心地よい“飯テロドラマ”
木丸みさきのコミックエッセイを原案にした連続ドラマ「失恋めし」が、1月14日(金)からAmazonプライム・ビデオで配信開始する(7月より読売テレビで放送予定)。
町のフリーペーパーで、コミックエッセイを連載している漫画家・キミマルミキ(広瀬アリス)が、様々な人々の失恋エピソードとそれを癒やす食事に立ち会い、漫画化していく。
『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』の大九明子監督によるスローでユーモラスな世界観、門脇麦や三浦透子、深川麻衣に林遣都といった多彩なゲスト、そして各エピソードを彩る料理の数々――。町の定食屋や洋食屋など、庶民的なグルメの数々が心地よい“飯テロドラマ”だ。
今回は、主演として本作を引っ張る広瀬にロングインタビューを実施。前篇は舞台裏を含めた作品の話をたっぷりと伺い、後篇では広瀬自身のリフレッシュ要素である「食と漫画」について、じっくりと話してもらった。全2回の大ボリュームインタビューを、お腹いっぱい楽しんでいただきたい。
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日常で制限しているぶん、爆発!
――今回は、実際にあるお店で撮影を行ったそうですね。
撮影中は普通にご飯を楽しんで、昼休憩のときもそのご飯を食べて……すごく楽しくて、しっかり太りましたね(笑)。なにせ10話あって、10軒分のご飯屋さんを回らせていただいたので。普段現場に行くときはお弁当を持っていくことも多いのですが、今回は必要ありませんでした。
――特に印象的だった料理など、ありましたか?
全部です! 初日に食べたのは、サバの味噌煮定食。ゲストの門脇麦さんとバクバク食べちゃって(笑)。劇中に登場する通り、見た目が真っ黒なんですよ。お店の実際のメニューをいただき、ご飯が進みました。
日常で制限しているぶん、「失恋めし」で普段食べられないものをいっぱい食べられるからうれしくなっちゃって、爆発しちゃいました。
三浦透子さんがゲストだった第4話の大学芋もおいしかったですし、大友花恋さんがゲストの第5話に出てくるカニクリームコロッケも止まらなくなっちゃって、撮影期間中はずっと食べていました。焼小籠包(第6話)なんて1日に何個食べたんだろう、ってくらい食べてしまって……満腹を超えましたね(笑)。
2022.01.14(金)
文=SYO
撮影=山元茂樹