丸いけど、これもまたクリームボックス
お次は郡山市八山田の手作りパンの店「フォンデュ」へ。可愛い“つの型”が特徴の「つのパン」が人気のお店です。
もちろん、クリームボックスも充実。こちらのお店ではベーシックな「クリームBOX」(129円)のほか常時4種類(もも・イチゴ・ぼうじ茶・チョコ)が販売されています。
全種類制覇したい! という気持ちをグッとこらえて「白いクリームBOX」と「もも」(140円)の2種類を購入しました。
ボックスなのに、早速丸い形の登場ですが、食べてみるとまごうことなきクリームボックス。丸い金型の影響か、パンの耳が薄く、ロミオのものよりも食べやすい印象です。クリームも少し甘さが控えめであっさりした食べ応えでした。朝食にぴったり!
「クリームBOX」の後は「もも」をいただきます。
桃の酸味が心地いい! 桃とクリームがこんなに相性が良いとは! 後味がスッキリとして、大満足の一品です。歯応えのある桃の果実も食べているとアクセントになってくれて、やさしい印象のクリームボックスが一気に好青年になったような、そんな垢ぬけた味わいでした。
今度郡山を訪れたら、ほうじ茶、いちご、チョコにもトライしてみたいです。
Boulangerie le Fendu
所在地 福島県郡山市八山田西5丁目234
電話番号 024-935-9285
営業時間 火~金 8:30~18:30、土・日・祝日 7:30~18:30
定休日 月曜、第1日曜
https://www.fendu.info/
デニッシュ生地との相性も抜群!
最後は創業1924年、100年近い歴史がある老舗「ふたばや」へ。
駅からもほど近い、郡山文化センターの向かいにあるパン屋さんです。イートインコーナーもあり、コーヒーなどと一緒にゆっくりとパンを味わうことができます。
こちらの「クリームBOX」(140円)の特徴は生地がデニッシュ生地ということ。一般的なクリームボックスに比べてさらにバターの風味が豊かです。
オリジナルクリームは甘さ控えめですが、それがデニッシュの食感、風味にぴったり。クリームが主役になりすぎず、美味しいデニッシュをよりパワーアップさせる引き立て役になっているというような印象でした。
こちらの「ふたばや」では、同じく福島の味・酪農乳業の商品も販売していました。せっかくなので、コーヒーの風味がしっかりと感じられる「酪農 ハイ・カフェオレ」を購入。
福島のソウルフード同士のコンビネーションでなんだか美味しさが倍増した気がします。
ふたばや
所在地 福島県郡山市堂前町25-21
電話番号 024-932-1095
ここで紹介したクリームボックスはまだまだ序の口。季節限定の商品を展開しているお店もあれば、進化系と呼ばれる商品を販売するお店など、たくさんの魅力あふれるクリームボックスがあるそうです。
最近では、自宅で手軽にクリームボックスを楽しめる「クリームボックス スプレッド」というクリームもお取り寄せできるそう。
めくるめくクリームボックスの世界はまだまだ足を踏み入れたばかり。また郡山を訪れたら新しいお店にトライしてみたいです。
Column
CREA編集部 今日のおやつ
撮影用やお土産、差し入れなどでいただくCREA編集部のおやつをご紹介。今日もごちそうさまでした!
2021.11.23(火)
文・撮影=CREA編集部