——他にもつつきたがるものは、ありますか。

砂漠 ポツポツしたものも、ついばんでみる癖がありますね。

 エミューちゃんが小さい頃は、私自身も体や眼球をつつかれていましたが、傷が治りかけると、ポツポツしていて気になるのか、今度はかさぶたを剥がしたがるんですよね。そのせいで傷がなかなか治らない。

——それは、しつけなどで直るものなのですか。

砂漠 どうなんでしょう、他のエミュー飼いの方を見ても、エミューをしつけようと試みている人を見たことがないから……エミューちゃんは自分の名前も覚えないし、そういう賢げなことは苦手だと思います。大きくなって、つつくときの力加減は覚えました。

 

——では、トイレの場所なども覚えない?

砂漠 覚えないですね。今は床を拭き取りしやすい素材などに替えたのでそこまで時間はかからなくなったんですけど、昔は1日2時間は掃除にかかっていました。

——事前に調べた情報では「エミューはなんでも食べるので、飼いやすい」とあったのですが。

砂漠 小さい頃から好き嫌いせず食べなさいという教育をしていれば、なんでも食べる子になると思うんですけど。私はエミューちゃんが食べたいものだけを食べさせてたので、ちょっとわがままに育ってしまった(笑)。

 今は鶏用のちょっと高級なフードを、毎日400ミリのタッパーで3つ分くらい、食べています。

病気のことを調べても、「諦めましょう」という情報ばかり

——エミューは病気なども多いと読んだのですが、病気になった際はどうしていますか。

砂漠 エミューはもともと多産多死なのと、家畜として育てられることが多い動物なので、病気のことを調べても「諦めましょう」という感じの、割り切ったことしか書かれていないことが多いです。

 病気については、鳥の病気は共通であることが多いので、もうちょっと愛されている鳥の情報を調べて参考にする感じです。よく調べるのはペンギンの情報です。

——ペンギン!

2021.11.25(木)
文=「文春オンライン」編集部