#235 Nanki shirahama
(南紀白浜/和歌山県)

 紀伊半島の白浜は、関西における、関東にとっての伊豆半島の熱海のような存在。美しいビーチがあって、温泉があって、気軽に行けるリゾート地。おまけに、白浜にはパンダがいます!

 動物園・水族館・遊園地がひとつになったテーマパーク、アドベンチャーワールドには現在7頭のパンダが暮らしています。そして2020年11月22日に誕生した楓浜(ふうひん)と母親の良浜(らうひん)の親子のむつまじい姿を、見ることができます!

 園内の「ブリーディングセンター」というエリアで、朝から元気いっぱいに遊ぶふうひん。遊具の上でひとりででんぐり返しをしたり、日向ぼっこをしたり。ちょこまか、ちょこまか、一瞬たりとも止まることがありません。

 らうひんが竹を食べている時も、ふうひんは「かまって、かまって!」と、ちょっかい。まだ赤ちゃんのふうひんは、まだ竹が食べられないので、お母さんのお乳を欲しがります。

 ほんと、パンダの赤ちゃんを見ていると、時間を忘れます。パンダを見るなら、元気いっぱいな午前中がおすすめ。午後はお昼寝していることが多いとか。それはそれで、かわいいのですけどね。

 園内には、おねえさんパンダの結浜(ゆいひん)や彩浜(さいひん)、ふたごの桜浜(おうひん)や桃浜(とうひん)、そしてお父さんの永明(えいめい)もいます。

 えいめいは人間の年齢に換算すると、御年約90歳。飼育下における自然交配の最高記録を毎年更新中です。

 パンダの7頭家族のうち、父親のえいめい以外はすべて名前に“浜”が付きます。つまり、ビーチ!

2021.11.20(土)
文・撮影=古関千恵子