◆防府天満宮 茶室 芳松庵

 芳松庵は日本三天神に数えられる防府天満宮の茶室で、菅原道真公のお茶に関する調査研究や、喫茶の習慣を世に広めた功績を伝えるために建てられたもの。

 「秋に防府天満宮で御神幸祭が行われる頃、園内は錦色に美しく染まります。

 庭園の四季の移ろいをお楽しみいただきながら、美味しい抹茶と菓子をお召し上がりいただけます」 (末永さん)

防府天満宮 茶室 芳松庵(ほうふてんまんぐう ちゃしつ ほうしょうあん)

所在地 山口県防府市松崎町14-1
https://www.oidemase.or.jp/tourism-information/spots/18114

◆長府庭園

 長府庭園は下関市初の回遊式日本庭園で、池を中心にした庭エリア、滝の流れと草花のエリア、森の石仏などを鑑賞できるエリア、総合広場の4つのエリアで構成されている。

 「小高い山を背にした敷地には、池を中心に書院、茶室、あずまやがあり、四季折々の庭園美が楽しめます。

 紅葉はとても美しく、池の鯉とともに庭園をより鮮やかに彩ります」 (末永さん)

長府庭園(ちょうふていえん)

所在地 山口県下関市長府黒門東町8-11
https://www.oidemase.or.jp/tourism-information/spots/11060

2021.10.05(火)
文=佐藤由樹