東京オリンピック・パラリンピックで私たちのハートを鷲掴みにするのは、アスリートたちの熱い挑戦、そしてそれを支える無駄のないマッスルボディ! そこで、アスリートたちの筋肉の秘密と、その憧れボディに一歩近づくトレーニング法を、パーソナルトレーナーの佐藤 豊さんにうかがいました。
スポーツクライミング選手の筋肉がカッコよすぎる!

東京2020オリンピックで初めて正式競技として採用されたスポーツクライミング。日本代表選手は男女ともに、多数の国際大会での優勝経験がありメダル獲得が期待されています。
オリンピック採用と時を前後して、一般の人のあいだでもクライミングが注目され始め、専門のジムも登場。この10年ほどでその数は5倍になり、今や全国に500軒前後。この競技を楽しむファンは国内で60万人にのぼるとも言われています。

スピード、リード、ボルダリングの3種類で構成されるこの競技の魅力は、壁にある小さな突起(ホールド)や溝に指をひっかけて、その指や腕の力で険しい角度の壁を登っていく圧巻の競技スタイル。
テレビや動画配信サイトなどで試合をみる機会も多くなり、選手の鍛えられた体に驚かされます。たくましい腕や背中、引き締まった腹筋は美しいですね!
2021.08.06(金)
文=佐藤 豊