日本発のグローバル・プレミアム・ブランドが
プロダクトデザインの祭典
「ミラノ・デザインウィーク2013」に出展
日本のクルマといえば低燃費で高性能、耐久性にも優れ環境にも配慮……、といった高い実用性が世界でも評価されています。そんなメイド・イン・ジャパンの秀逸な性能を持ちながら、デザイン性の高い流麗なフォルムを纏った「レクサス」が米国でデビューを飾ったのは1989年のこと。日本発のグローバル・プレミアム・ブランドとして従来の国産車というイメージを覆し、逆輸入といったかたちで日本でも一大ブームを引き起こしました。今や世界が認めるクルマへと成長を遂げたレクサスは、「ユーザーの期待を超える驚きと感動を提供し続ける」ことをブランドビジョンに掲げて、クルマのみならず、人々のライフスタイルに齎される感動=“AMAZING”を常に提案し続けているのです。
そのこだわりは、快適な走り。優れた安全性。ラグジュアリーな空間。そして、近未来を予感させる美しいプロダクトデザインに象徴されています。お気に入りのインテリアや小物に囲まれた生活が心を豊かにしてくれるように、ライフスタイルを語る上で、デザインの果たす役割が重要であることは疑いようがありません。
「デザインとは造形や機能、意匠の巧みさだけでなく、“よりよい社会の未来をつくり上げる課題解決のプロセスであり、ソリューションである”」という理念のもと、レクサスはクルマという枠を超えた新たなデザイン分野での活動も活発に行っています。今年4月には、プロダクトデザインの祭典「ミラノ・デザインウィーク2013」に出展。従来のメーカーが行ってきたコンセプトカーの展示は一切行わず、世界的なクリエイターと手を結び、デザインを通じて新しいレクサスの世界観を表現することを試みたのです。
2013.05.27(月)
text:Yuki Imatomi