2021年6月10日(木)19:54に、月は新月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、双子座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

仲良くなりたい人に手書きのはがきを書く

 日本で初めて暑中見舞いはがきが発売されたのは、1950年6月半ばだそうです。

 手書きの便りは、ネットがコミュニケーションツールの主流となった現代では、サプライズな贈り物となります。

 さて知識とコミュニケーションを司る双子座の新月の日は、周りの人々との人間関係を考えるのに最適です。

 たとえばあなたの交友関係の相関図を作り、ひとりひとりについて思いつくことをメモしてみるのもアイデアです。

 人生の友として一生つき合いたい人もいれば、ストレスが多く距離を置きたい人もいて、あなたの交友関係をクリアにする知性も与えてくれます。

 また双子座の新月の日には、現状をよりよく変えるアイデアや柔軟性がもたらされます。

 自分の進んできた道に対し、「方向転換もありかも」と変化を楽しむ好奇心が授かるのも、双子座の新月ならでは。

 大切な人、もっと仲良くなりたい人に手書きのはがきを書くのにも、最良の日です。

 双子座の新月は、表現力やユーモアのセンスをも与えてくれるからです。

〈『ムーンブック2021』(ディスカバー)より〉

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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。

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