面倒くさいと感じるタイプと組んでみる

 今月は特に一人で行うことより、だれかとタッグを組んでやることに可能性があるのです。「仕事はデキるけど、つき合うのはちょっと面倒くさい」と感じるタイプと組むと、不思議な化学反応が起こります。

 6月10日(木)は金環日食を伴う特殊な新月ですが、この近辺は積極的に人と接して、この先一緒に何かやれる人を見つけましょう。きっと日食が不思議な縁をつないでくれるでしょう。

 6月23日(水)までは水星が逆行中なので、一度決まったことがひっくり返ったり、仕事でも「言った、言わない」などとミスコミュニケーションが起こりやすいのも事実です。情報流出やネット詐欺なども横行するので、気をつけましょう。

 「結婚」もまた今月の大きなテーマです。かのダーウィンも愛する女性ができても尚、「本を買うお金が減る、時間のムダ」などと悩んでいたそうです(笑)。好きな人がいても、自分のためにお金も時間も使いたいのは女性とて同様です。

 実はコロナ禍が結婚への追い風になるかもしれません。家が狭い、家賃が高いといった切実な問題から、「結婚」が一つの解決法になったり、スキンシップの大切さが「結婚」へとあなたを走らせる可能性も大。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の射手座を運行するのは6月22日(火)夜~6月24日(木)夜遅くまで。
目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子(おかもと しょうこ)

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。
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★毎年好評の月の満ち欠けを記した手帳、『MOON BOOK 2021』(ディスカヴァー)が発売中!
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2021.05.30(日)
文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE