おじいちゃん、おばあちゃんの時代から今に続く歴史あるお菓子。現代生まれなのになぜか懐かしいパッケージのスイーツ。各都道府県のアイコンとなるような愛されお菓子が一堂に!
#08 茨城県
◆亀印製菓「梅ようかん」
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ほのかな梅の香が上品な昔ながらの技を引き継ぐ銘菓
嘉永5(1852)年に水戸に創業した和菓子の老舗、亀印製菓。梅の名所としても知られる水戸の偕楽園を訪れる観光客の土産としても人気が高いのがこちらの梅ようかんだ。
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1887年に、亀印製菓の二代目がこの羊羹の前身「ネリ梅」を発売したことがこの羊羹の始まりと伝えられている。
1906年には梅ようかんと改名し、以来昔ながらの製法を守りながら100年以上も作り続けられているロングセラー商品だ。
2021.04.15(木)
文=Five Star Corporation
写真=釜谷洋史