◆じろうや「ノリノリキング、ノリノリクイーン」

 口溶けのいい一番摘みの海苔を使った「ノリノリキング」と、歯ざわりがよく海苔本来の旨みが楽しめる、二番摘みの「ノリノリクイーン」。

「甘辛い味付けで、おにぎり、お酒にも合います」(石原さん)

じろうや

営業時間 9:00~18:00
定休日 土・日曜、祝日
賞味・消費期限 約6カ月
https://jiroya.theshop.jp/
※通販可

◆鈴伝商店「たたみいわし」

 湘南名物といえばこれ。新鮮な近海産のしらすを、海風にあてながら天日干しにしたもので、軽くあぶってお酒のつまみにしたり、お吸いもののタネにもいい。

「千鳥の絵がついたレトロなパッケージが愛らしく軽さとおいしさを兼ね備えたひと品。『実家が藤沢なので』と言いたいときに(笑)」(日野明子さん)

鈴伝商店

所在地 神奈川県藤沢市片瀬海岸1-6-10
電話番号 0466-25-1213
営業時間 9:00~18:00
定休日 水曜
賞味・消費期限 約6カ月
https://suzuden.shop-pro.jp/
※通販可

●推薦してくれたのは……

林 綾野(はやし・あやの)さん

キュレーター。展覧会の企画・制作のほか、美術書の執筆を手掛ける。画家の芸術性に合わせてその人柄や暮らし、食との関わりなどを研究。著書に『浮世絵に見る 江戸の食卓』など。
▶嬉しかった贈りもの 和菓子菜の花のあづき月福。


宮崎純一(みやざき・じゅんいち)さん

写真家。料理本や食品広告のほか、日本各地の篤農家、漁師、畜産家、お皿の向こう側の肖像を撮影。「世界料理本大賞」Best Photography部門準グランプリ。長野県在住。
▶嬉しかった贈りもの フルーミナフルーミラの草花装飾。


石原文子(いしはら・ふみこ)さん

「工芸喜頓」店主。2011年にオンラインショップ「日々の暮らし」で暮らしの器の販売を開始し、2013年、東京・世田谷に実店舗「工芸喜頓」をオープン。「普遍的なもの」を愛す。
▶嬉しかった贈りもの 窯元の方々から自宅用にいただいた器たち。


日野明子(ひの・あきこ)さん

ひの・あきこ。ショップと作家・産地をつなぐ問屋業を中心に、暮らしの道具の展覧会の企画や、地場産業アドバイザーとしても活動。著書に『うつわの手帖・1、2』など。
▶嬉しかった贈りもの 新潟の笹だんご。よもぎの渋みが好き。

※掲載のデータは2020年11月24日(火)現在のものです。
※無休と表示してある場合も、年末年始などは休みのこともあります。
※コロナ禍により、営業時間などが変動する場合もあります。事前に各店へご確認ください。

2021.01.03(日)
Text=Yuki Ito
Photographs=Naruyasu Nabeshima

CREA 2021年1月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

贈りものバイブル

CREA 2021年1月号

特別な一年に想いを伝える
贈りものバイブル

特別定価900円

思いもかけない日々となった2020年。いつもと違う毎日のなかで新しい習慣ともなんとか付き合ったり、戸惑うこともあったと思います。思い通りに会えない日々が続いても、贈りものという形で気持ちを届けたい――。誰もが頑張った一年と、新しい明日に贈る、感謝とご褒美、ときどきエール。いろいろな想いをギフトにして届けます。