寅(とら)年

神鳥さんが授けるお守りアイテム

 皇帝を守るべく邪悪な存在と戦う神様「石敢當」のチカラを借りましょう。

 魔除けとして用いられた中国伝来の風習に由来していて、日本では“いしがんどう”と呼ばれ、沖縄県に多く見られます。

 魔物が迷い込みやすい場所などに置くことで、悪を打ち砕き、災難から身を守ってくれると信じられています。

 公私を問わずストレスを抱えやすいこの時期、問題の種を遠ざけてくれることでしょう。

 中華圏では、石碑を模した小さな置物などが手に入ります。

 ここでは、シーサーの顔と「石敢當」の文字が刻まれた置物を活用します。

 風水グッズとしての置物を手に入れるのが理想ですが、画像検索して、気に入った画像をプリントしたもので代用しても。

 リビング、オフィスのデスクの上などのよく目につく場所に飾りましょう。お店を経営しているなら、入口付近に。

 いずれの場合も、シーサーの顔を外に向けることが大切です。

 この時期のラッキーカラーは、黒と緑。避けたほうがいいのは、赤と白色。

※次回更新日は8月16日(日)
» ほかの干支もチェック
» 悟明老師の世相占いもチェック

2020.07.18(土)
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい