女性も男性も 行列はお店の外まで!

海外のお洒落なブーランジュリーを思わせる外観。
海外のお洒落なブーランジュリーを思わせる外観。

 仕事でたまに通りかかる広尾。交差点の角に、お店の外まで行列ができるパン屋さんが気になっていました。

 名前は「TruffleBAKERY (トリュフベーカリー)」。2017年、東京は門前仲町に本店が、その後三軒茶屋に続き、2020年3月に広尾にオープンしました。

 「ヨーロッパの専門食材を取り扱うWEB通販『ハイ食材室』を運営する『DRESSTABLE』が手掛けるベーカリー」とサイトに記されています。

 いつも男女問わずたくさんの人が並んでいて、しかもレンガ色の風情あるストアの外にまで長蛇の列が……。「気になる! でも並ぶ時間がないー!」と、悔しい思いで通り過ぎていました。

 が、しかし!

 偶然にも、数名しか並んでいないなくて、時間をかけずにお店へ入れそうな瞬間が! 「これは神様の思し召し」とばかり、早速チェックイン。パンを買ってみました。

大人のラムレーズン クリームサンド 180円。
大人のラムレーズン クリームサンド 180円。

 まず、ネーミングで気になった「大人のラムレーズン クリームサンド」。こちらを迷わずチョイス。柔らかなパンが、たっぷりのクリームとちらほら見えるラムレーズンを抱えています。

 まず、パンをちぎろうとしたのですが、見た目と違って弾力があり、容易にはちぎれないもっちり感。これは、上質な食材を使っている証⁉ うまさを予感しつつ、贅沢にパクついてみました。

 ほんのり甘い生地に、ラムとクリームチーズがベースのフレッシュクリームがたっぷり。濃厚でいて優しい甘さ。そこに大きめなラムレーズンが食感よく入り込んで絶妙です。

 クリームサンドは甘めなものが多いですが、こちらはライトで、名前の通り「大人」な仕上がりです。

パン・オ・ショコラ 380円。
パン・オ・ショコラ 380円。

 こちらの名物「クロワッサン」は売り切れ……。でも、「パン・オ・ショコラ」がありました。バター100%の生地に、特製のクラフトチョコレートが入った一品です。

 サックサクな生地ですが、やはり、力強い! 弾力があるんです。そこにしっかりとチョコレートが巻き込まれ、心地いい甘さ。

 苦いコーヒーに合わせてもいいし、甘めのカフェオレと一緒に楽しんでもいいし、懐の深い味わい。パリジャンが喜びそうな本格派なテイストです。

レモネードもおいしそう……。
レモネードもおいしそう……。

 本当は3種の小麦をブレンドした「バゲット」も購入したのですが、写真を撮り忘れました。すみません……。香ばしく、やはり素晴らしい弾力=もちもち感でした。ホール300円とハーフ150円の2種あり。

 お店の奥には、次々とパンを焼き上げるスタッフのかたがたが見え、店内はライブ感溢れる雰囲気。またいつか、おいしいパンたちを目指してうかがいます!

※商品や価格は購入時のものです

Column

エディターズアクト

話題の新サービスや気になるスポット、ヒット中のアイテム……実際のところどうなの? 好奇心旺盛なCREA編集部員がリアルに体験してみました。

 

2020.07.11(土)
文・撮影=CREA WEB編集部