亥(いのしし)年

4月23日(木)~5月22日(金)の運勢

 絶好調期は徐々に終わりへと向かい、注意が必要な側面が出てきます。

 晴天は続くものの、スコールに備え、折り畳み傘を持ち歩く必要がある……そんなイメージのひと月です。

 最も好調なのが仕事運です。

 持てる能力を存分に発揮でき、耳目を集める活躍をする人も出てくるでしょう。

 ただ、人々の気分が鬱々としがちな今、意気揚揚とした態度は反感を買いがちです。

 やるべきことを頑張っただけなのに、嫉妬され、部署内での風当たりが強くなる……という憂き目に遭うことも。

 高い評価を受けても粛々と過ごし、目立ち過ぎないよう気をつけてください。

 要注意なのは、コミュニケーション面。

 公私を問わず、行き違いや誤解が生じやすい時期のようです。

 不穏な空気を感じたら、言葉に出して確認をする。関係がこじれたときは、とことん話し合いをする。

 臆さず、面倒がらず、コミュニケーションを取ることが重要です。

 密なコミュニケーションの必要性は、恋人同士にも言えること。

 外出自粛で思うように会えない日が続き、気分が塞ぎがちなときは、テレビ電話を活用して、他愛のない会話を楽しみましょう。

 また、他人の揉め事に首を突っ込むのもNG。

 親しい間柄であっても、この時期に口利きや保証人を引き受けるのは厳禁です。

 健康面では、肝臓と皮膚トラブルに用心を。“家飲み”は気楽に酔えますが、飲み過ぎないように気をつけて。

 開運をはかるには、ベッドシーツをモノトーンに変えると◎。学生なら得点アップ、サラリーマンなら業績アップ、経営者なら利益アップが期待できそう。洋服をモノトーンでまとめるのも有効です。

 この時期、相性がいいのは、卯(うさぎ)、未(ひつじ)年の人。距離を置きたいのは、巳(へび)、申(さる)年の人。

 この時期の吉方位は、北。避けた方がいいのは南。

※次回更新日は5月20日(水)
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※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。

2020.04.20(月)
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい