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 イタリア・ペルージャで27年前に始まり、現在は毎年約80万人が来場するヨーロッパ最大級のイタリアチョコレートのお祭り、「ユーロチョコレート」が遂に東京初上陸。松屋銀座(東京)、オアシス21(名古屋)、あべのハルカス近鉄本店(大阪)の3会場で開催されます。

 イタリアのチョコは、レモンやピスタチオなどのイタリア特産物を使ったフレーバーチョコ、健康志向の高いイタリアらしい、ヴィーガン対応のチョコやスーパーフードを使ったチョコ、それにイタリア人の美的センスが光る、ビジュアルやパッケージの可愛いチョコなど、よりどりみどり。

 ここでは、ユーロチョコレートのチョコレートアドバイザーを務めるイタリア料理研究家の齋藤奈津子が、おすすめのイタリアチョコレートを7種類に分けてご紹介します。

#1 見た目も香りも華やか「フラワーチョコレート」

 ダークやホワイトチョコレートの上に、野生のバラやカモミール、ラベンダーなど野花がふんだんにちりばめられた、見た目もキュートなフラワーチョコ。

 口に入れた瞬間から、お花のアロマがふわーっと広がり、リラックス効果も抜群! 仕事の合間やオフの日など、一人で落ち着きたい時にぴったり。

#2 イタリアの国民的フレーバー「ピスタチオチョコレート」

 ジェラートでもお馴染みで、イタリア人が最も好きな味と言っても過言ではないピスタチオ。そんなイタリア人には欠かせない国民的フレーバーがチョコレートにも勢揃い!

 世界最高峰と名高い、シチリアのブロンテ産の上質なピスタチオを贅沢に使用したチョコレートは、どれもここでしか買えない逸品ばかり。

 特にヘーゼルナッツの入ったジャンドゥイオッティのピスタチオフレーバー(写真右上)は格別の美味しさ。

#3 元グッチのデザイナーがデザイン「STAINER動物シリーズ」

 STAINER(スタイナー)は、1988年創業のトスカーナのブランド。

 可愛い動物たちのパッケージは、元グッチのデザイナーによるデザイン。緑のインコはミント味など、チョコレートのフレーバーにあわせて作られているんです。

 人気ナンバーワンは猫のパッケージ。中身はコリアンダーなど8種類のスパイスが入っているミルクチョコで、スパイスのようにコロコロ変わる気まぐれな猫をイメージして作られているのだとか。

 犬猫好きのお友達にプレゼントするのも素敵ですね。

2020.01.31(金)
文=齋藤奈津子