年代や性別を問わず、あらゆる人のデイリーファッションに欠かせないのがジーンズ。
最近では「Borrowed From The Boys」、ボーイフレンドから借りたようなシルエットのジーンズが女性たちに人気だ。
リーバイス®からはこの冬、Right-on限定販売の「ボーイズ・フィット・ジーンズ」が登場。
その穿き心地を、女性から多くの支持を集める紗栄子さんが語ってくれた。
無理なく馴染む穿き心地が
自分らしさを引き出してくれる
日本とロンドンを行き来し、仕事に育児にと多忙な毎日を送りながら、常にいきいきとした輝きを放ち続けている紗栄子さん。
気負わず、流されず、美しさの中に強さを秘めた紗栄子さんの姿は、ファッショニスタとして、また一人の女性として、年代を越えた多くの女性たちを魅了してやまない。
「モデルという仕事がら、Aラインのワンピースとか、フワッとしたフェミニンなファッションを着ているイメージをもたれがちですが、リアルな私はジーンズにTシャツとニットで子どもたちと走り回っています。
息子たちは、私がスニーカーじゃない靴を履いているのを見ただけで、『似合わない』なんて言うんですよ(笑)。『その靴だと一緒に遊べないよ!』って意味なんでしょうね」
子どもを産む前と比べ、母親となった今はファッションのセレクトも少し違ってきたと紗栄子さん。
「女性って、妊娠中や出産後の授乳期など、環境の変化によってファッションが自由に選べないときもありますよね。
私も子どもと一緒に過ごすことを考えると、動きにくい服をあまり着られなくなりました。
でも、それをネガティブにとらえるのではなく、そのときそのときのファッションを楽しめればいいと思うんです。
とくにジーンズはいろいろなスタイルがあるし、状況に合わせつつ、いつでも楽しめるファッションですよね」
紗栄子さんにとってジーンズとは、日常生活に寄り添うカジュアルウェアであると同時に、自分らしさを表現するための大切なファッションアイテムでもあるそう。
「以前、あるコレクションに出たとき、『今を自分らしく生きる女性を表現してほしい』とリクエストいただいたんです。
難しいテーマでとても悩んだのですが、情報があふれる今の時代で大切なのは、自己選択、自己肯定だと思うので、それを象徴するものを着ようと考えて、デニムでドレスを作りました。
そもそもジーンズは重労働に耐えられる丈夫な服として生まれたんですよね。でもその後、年代や性別に関係なく、あらゆる人に寄り添ってくれるファッションになったと思います。
発祥の経緯も含め母親であり、働く女性でもある私を表現するのに、ぴったりな素材だと思ったんです」
デニムに人一倍愛着をもつ紗栄子さんが今回手にとったのは、リーバイス®の「ボーイズ・フィット・ジーンズ」。
Right-onで限定販売されるボーイズライクなスタイルのジーンズで、少しゆったりめの「ボーイ・ジーン」や「ミッドライズ・ボーイズフィット」「ハイライズ・ボーイズフィット」と3タイプが揃う。
また、ダーク、ライト、ブラックなど、カラーバリエーションが楽しめるのも魅力の一つだ。
「ボーイズライクなシルエットでどれも穿き心地がよくて、まったく無理を感じませんね。ジーンズって長く付き合うものだから、頑張らないと着こなせないものだったら、デイリーに穿けなくなっちゃう。
でも、この『ボーイズ・フィット』は、どれもスッとフィットしてくれて、ありのままの自分でいられるジーンズという気がします。しかも、どれもシルエットがとてもきれいで、コーディネートの幅も広がりそうです」
2020.01.17(金)
構成・文=張替裕子(giraffe)
撮影=五十嵐勇生
ヘアメイク=石川ユウキ
スタイリング=伊東牧子