製品のクオリティはもちろん
企業姿勢も高くリスペクト

 モデルとしては決して身長に恵まれていないと言う紗栄子さんだが、ジーンズにしろTシャツにしろ、身にまとえば瞬く間に自分の一部のように着こなしてしまう。

 3タイプの「ボーイズ・フィット」が、コーディネートごとにキュートにもセクシーにもイメージが変わっていくのは、さすがの紗栄子スタイル。

「モデルの仕事ではいつも『今日はこういう女性を演じよう』とコンセプトやストーリーを考えて撮影に入るのですが、この『ボーイズ・フィット』では何も決めず、自然体の自分のままでカメラの前に立てました。

 それぐらい私にフィットしている。リーバイス®の上質なものづくりが、このクオリティを生み出しているんでしょうね。

 年代を問わず、どんな女性も自分らしいスタイルで楽しめるジーンズだと思います」

 ナチュラルな笑顔でそう話す紗栄子さん。彼女自身も、30代に入ってから肩の力が抜け、より自然体で生きられるようになったと話す。

「以前ほどではないにしろ、日本はいまだに女性の価値を若さに置いてしまうところがありますよね。

 でも、私の周囲には、カッコよく輝きながら自分らしく生きている年上の女性が大勢います。

 そういうすてきなお手本を見ていると、年齢を重ねることって全然ネガティブなことではないし、むしろ私にとっては楽しみでしかないんです。

 20代には結婚、出産、離婚といろいろな経験もしましたし、バッシングを受けたこともありますが、どんな人にだって大なり小なり同じようなことが起こっているはず。

 すべてがハッピーなことばかりではなかったけれど、どうとらえてどう活かしていくかは自分次第。

 傷ついたぶん人に優しくなりたいし、どんなことも幸せな方向につながるよう、自分なりにアレンジしていきたいと思うようになりました」

 じつは紗栄子さんは10年以上も前から被災地や養護学校の支援といったボランティア活動を続けている。

 これまではそれを公にすることはなかったが、今年からは積極的に発信し、仲間や協力企業を募るようになった。そうしたシフトチェンジも、経験とともに自然に生まれたものだという。

「ボランティアをしているというとなぜかそれを叩く声も出てきたりして、せっかくの活動をやめてしまう人も少なくないですよね。

 でも、誰かのために何かをしたいと思うこと自体は素晴らしいことなのだから、無意味なバッシングを気にする必要はないはず。

 逆に、もし私に良くも悪くも影響力があるのであれば、そのもたせてもらった力をきちんと責任をもって使い、たくさんの人に役立てたいと思うようになりました。

 2019年の台風15号・19号の時も、『被災地ではこういう支援物資が必要です』と具体的にSNSで呼びかけたら、あっというまに4トントラック15台ぶんぐらいの物資が集まりました。

 それを見て、そうか、困っている人と支援したい人をつなぐプラットフォームに私がなればいいんじゃないかって思ったんです。発信できる環境にあるのだから、率先して前に出ていこうと。

 ありがたいことに『一緒にできることを探していきましょう』と声をかけてくださる大手企業さんもいらっしゃるので、一つひとつ学びながら、活動を広げているところです」

 そんな紗栄子さんが共感しているのが、リーバイス®の企業姿勢。

 リーバイス®は早くから環境保全に取り組んでおり、コットン生産地での農薬使用量の削減や、ジーンズ加工工程における水使用量の削減など、さまざまな活動を続けている。

 また、社員のボランティア活動も積極的で、日本でも、HIV/AIDSの啓発・予防や、海岸のクリーンアップ活動といった環境保全活動が続けられている。

「社会や環境の現状を見たときに、すぐに具体的な行動をとるリーバイス®の姿勢は素晴らしいと思います。

 今はどんな商品でもすぐに購入して使うことができますが、私はそのブランドのバックグラウンドというか、どういうものを背負ってどういう考えで生産しているのかということを見て選びたいし、社会もこれからはそういう時代になってくるんじゃないかな。

 自分が応援したい、着用したい、と自然に思えるアイテムと共に、日々を過ごせるということは凄く幸せなことですよね。

 リーバイス®のジーンズのクオリティの高さは言うまでもありませんが、企業としてプライドをもって社会活動に取り組み、長きにわたってそれを続けているという実績は、私だけでなく多くの人も共感すると思います」

 抜群の穿き心地と自然で美しいシルエットをもつ「ボーイズ・フィット」の上質さと、社会の問題に誠実に向き合う企業姿勢。

 その両面から、あらためてリーバイス®というブランドへのリスペクトを高めた紗栄子さん。これからますます、リーバイス®のジーンズを紗栄子スタイルですてきに着こなすシーンが見られそうだ。

●リーバイ・ストラウス ジャパン

フリーダイヤル 0120-099-501


●ライトオンプレスルーム

電話番号 03-3486-8701
https://right-on.co.jp/brand-shop/levi-s

紗栄子(さえこ)

1986年11月16日、宮崎県生まれ。2001年にデビュー、ドラマやバラエティなどで活躍。また、モデルとして人気を博し、女性ファッション誌やファッションイベントへの出演、コスメブランドのプロデュースなどを行っている。プライベートでは二児の母。

2020.01.17(金)
構成・文=張替裕子(giraffe)
撮影=五十嵐勇生
ヘアメイク=石川ユウキ
スタイリング=伊東牧子