公立校の休校はニュースでチェック
ハリケーン・サンディは、マンハッタンにも大きな爪痕を残して過ぎ去りました。自然災害が少ないと言われるNYですが、この2年間で60年ぶりの大雪を含む3度の大雪、サンディと昨夏のアイリーンのハリケーンを2回、地震1回を経験しています。したがって、非常事態宣言が出されたことも数回。「最悪の事態」を想定して出す方針とのことですが、テロの経験もあるニューヨーカーは、とっても敏感です。街の空気が瞬時に変わります。
サンディ上陸前は、街に出るとバスやデリなどでも挨拶代わりにサンディ話。金曜日、長男を迎えに行った学校では、ママ友とも話し、担任の先生からも「ハリケーン次第でハロウィンパーティは中止になるかも。休校になるかはテレビで確認してね。もしくは、NY市311番(注1)に電話するかネットで確認して」と言われました。こちらは、日本のようなクラスの連絡網がないんです。公立校の休校は報道されるので、ニュースで確認します。渡米数カ月後の大雪予報のときに知ってびっくり。2年前、唖然としていた私を覚えている幼稚園時代のママ友が、毎日、「明日は休校よ」とメールを送ってくれました。彼女は自分が停電になって大変なのに、連絡をくれ続けて、涙が出そうになりました。
※注1 ニューヨーク市の行政機関は多岐に渡り、とっても複雑です。電話をかけても、たらい回しにされることも多いため、ブルームバーグ市長がニューヨー ク市の総合案内窓口を作りました。311に電話をかけると、24時間、オペレーターが電話に出て、市民の問い合わせに対応してくれます。また、NYC311のサイトでは、市からの情報告知を確認できます。
2012.11.14(水)