ワイキキから車で5分。カパフル通りをホノルル動物園からまっすぐ山側へ登っていくとある「Sweet E's Café」。ハンプトンビーチにあるコテージのようなこぢんまりとした雰囲気の、とってもかわいい朝ご飯のお店は、オープンして丸1年の新しいスポット。にもかかわらず、7時の開店からお客さんが並ぶ人気のお店です。
ローカルの人たちに人気なのは、分厚いトーストにフルーツが挟まれているスタッフド・フレンチトーストや、ホームメイドのコーンビーフがたっぷりと盛られたコーンビーフ・ハッシュ・エッグス・ベネディクト。日本からのお客さんには、オムレツとパンケーキが人気なのだそう。ここのパンケーキはやや厚めで、ちょうど日本のホットケーキのようなどっしり感が私好み。重そうな見た目ですが、中はふわふわなので、メープルシロップをたっぷりと垂らしていくと、ぐんぐんパンケーキの中にしみ込んで、その様子を眺めているだけで、よだれがでちゃいます。
マストでオーダーしたいのは、トッピングのフルーツ。シロップ漬けになったイチゴと、バナナのスライスにブルーベリーがかなりのボリュームで散らされていますが、酸味と甘味がほどよくて、パンケーキの甘さととってもマッチしておいしい。フルーツ好きな人には、バナナやブルーベリーを生地に最初から混ぜ込んであるスペシャリティもあります。
老舗系の素朴なパンケーキも大好きですが、Sweet E's Caféはぴちぴちの新しさも持ちつつ、素朴な雰囲気もある、なんともいえないバランス感覚でいま一押しの朝ご飯のお店。そんなお店のオーナーは、30歳の若い女性エセルさん。オープンしたときは20代なのだから、感心してしまいます。
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2012.11.04(日)