人や町の温かさを知った
『君がまた走り出すとき』の現場
――この作品を通じて、どのようなことを学びましたか?
撮影中はずっと川口市に泊まって現場に行っていたので、「こんなにも豊かな景色がある場所なのか」と思いながら、役を作り込めましたし、作品にも入り込むことができました。また、市民のみなさんがエキストラとして参加してくださったり、とにかく人や町の温かさを知る現場でもありました。そして、自分が主演をやったことから「今後はどうやって主演の方を支えていったらいいのか?」といった考えも持つようになりました。
――今後の展望や目標などがあれば教えてください。
今は何事も経験なので、いろんな監督と仕事をしたいですし、いろんな方と共演してみたいです。そして、僕の中では「役者は映画だ」と思っているので、映画人であり続けたいです。そして、「この役は寛一郎にやってほしい」と言われるような役者になるのが今の目標でもあります。
2019.03.08(金)
文=くれい響
写真=榎本麻美
ヘア&メイク=升水彩香
スタイリスト=越中春貴(Rim)