【ナイトクラブ】

 現在の、若者が集うスタイリッシュなクラブとはまったくの別物。昭和歌謡では、人生経験に長けた色っぽい女性が接待してくれる、大人の安らぎの場を指す。ただし、あまり頻繁に通うと、ママとの浮気が疑われる。

●用例
・フランク永井・松尾和子「東京ナイト・クラブ」
・増位山太志郎「そんな夕子にほれました」
・石原裕次郎「二人の世界」

2019.02.17(日)
文=田中 稲
撮影=CREA WEB編集室