「秋野菜の揚げびたし」のレシピ

材料

[和のたれベース]
・みりん100cc
・醤油 50cc

[秋野菜の揚げびたし(2人分)]
・かぼちゃ 4切れ
・ししとう(写真は万願寺唐辛子を使用) 2本
・しいたけ 2枚
・ナス 2個

・精進出汁(昆布出汁と干ししいたけの戻し汁をあわせたもの、または昆布出汁だけでもよい) ※和のたれベース1に対して精進出汁は2.5倍

作り方

(1) 和のたれベースを作る。鍋にみりんを入れて煮立たせる。

(2) 醤油を加えてひと煮立ちさせる。

(3) かぼちゃは2、3mmの厚さにスライス、ししとうには破裂防止に包丁の刃先で切り込みを入れておく。しいたけは軸を落として2等分に、ナスはヘタを落として縦半分に切った後、2等分にカットし、火が通りやすいように下の写真のように切り込みを入れておく。

(4) カットした野菜に片栗粉(分量外)を薄くまぶし、高温でからりと揚げる。

(5) 和のたれベース1に対して精進出汁2.5倍で薄めてひたし液を作り、揚げた野菜類が熱いうちに漬け込む。粗熱を取ってから冷蔵庫に入れる。2、3時間味をなじませたあと大根おろしなどを添えていただく。

ワンポイント

今回は片栗粉を薄くまぶすことで味馴染みを良くしたが、素揚げでもおいしく仕上がる。


今回のマクロビレシピに
欠かせない食材はこれ!

» 醤油

中村恭子 (なかむら きょうこ)

地産地消料理研究家/健康管理士/クシマクロビオティックス・コンシェルジュ/一般社団法人蓼科塾代表
2011年東京都より長野県茅野市に移住。移住先である乗馬ファーム併設のペンション跡地で利用者専用オールベジの焼き菓子を提供するカフェ(Cafe楢Oak)をオープン。2015年信州の魅力を県外に発信する一般社団法人蓼科塾を設立し地産地消に根ざした食のイベントの企画運営、蓼科山に住むという「休む」神様「ビジンサマ」シリーズのレシピ開発や商品開発等を手がける。
ブログ(毎週水曜日更新) http://www.cafe-oak.net
※カフェの営業はゴールデンウィーク・夏季シーズンのみ
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撮影/秋元良平 http://ryohei-akimoto.jp | Facebook

Column

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2018.09.04(火)
文=中村恭子
撮影=秋元良平