CREA Due「佐渡」好評発売中! CREA WEBではその一部を抜粋してご紹介します。今回は、路線バスに乗って島の北部~両津港のある中部周辺の、春のおすすめスポットをご案内!


 「花の島」といわれる佐渡島。南北両系の植物境界線とされる北緯38度線が島の中央を通り、暖流である対馬海流がおだやかな気候をもたらすこの島では春から秋にかけて、さまざまな花が島を彩ります。

 なかでもおすすめが早春から6月にかけての季節。トビシマカンゾウと岩ユリという佐渡の代表的な2つの花が見ごろを迎えます。雄大な自然をバックに、健気に咲き誇る花々はまさに絶景。

 グルメスポットを巡りながら、のんびりと路線バスに乗って花を巡る旅へ。


路線バスで巡る花々を愛でる旅

 佐渡島では、6月になると外海府海岸や小木半島を中心とした海岸線で岩ユリが花ざかり。岩ユリは、その名のとおり岩場に生えているオレンジ色のユリです。

 相川北片辺にある「藻浦崎(もうらざき)公園」で見られる岩ユリの群生地は一見の価値あり! あえて厳しい環境に身を置き、鮮やかな花を元気よく咲かせる姿は、逞しい生命力を感じさせ、ちょっぴり勇気もいただけます。

 佐渡島の海岸沿いでは、トベラの白い花も咲き誇り、ミツバチや大きな体のハチ、さまざまな種類の蝶もこの花が大好きなようで、花の香りに誘われてたくさん集まります。

 これぞまさに花の島、佐渡。海岸近くの道路脇を歩くと、多種多様な花の光景に出合うことができます。

 佐渡島をのんびり巡るなら、地元の人と一緒に路線バスに揺られる旅がおすすめです。

 新潟交通佐渡が運行する島内のバス路線は12路線。乗り降り自由の1日券から、2日間、3日間乗り放題になるパスもあるので、路線図や時刻表を確認しつつ、上手に選んで島旅を満喫しましょう。

※土・日曜、祝日の場合、両津港↔大野亀の路線バス「内海府線」は、前日17時までに予約が必要。
電話番号 0259-27-3141(新潟交通佐渡 両津営業所)

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CREA Due 2026年3月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。