普段使いにちょうどいい腕時計を探す
時間はスマホで見るのがすっかり習慣になっているけれど、腕にはメンズライクな時計がしっかり巻かれている。
「コンサバな服って目立つポイントがないから、大ぶりな時計がアクセントになるんですよね。いままでは、無駄にポケットの多い服とかアシンメトリーなデザインとか、ポイントだらけの服を着ていたから、アクセサリーは指輪をちょっとつけるくらいでよかったけど、コンサバな服の日は、腕時計をするようになりました。
お気に入りは、本でも紹介させてもらった、TIMEXの『ウィークエンダー フェアフィールド』。ほぼ毎日つけています。時計の存在感だけでも、バランスは十分取れるけど、ついでにブレスレットもジャラつかせておくと、オシャレ度が上がるのでオススメです」
アクセサリーは、小さなダイヤのネックレスをつけたところで服の印象は何ひとつ変わらないからこそ、ジャラジャラ大ぶりなものをチョイス。
「これまでの、人の目を引いてばかりの服選びの経験が、アクセサリー選びで初めて活かされました(笑)。コンサバ派の人で、無難にまとまった印象から抜け出せずに悩んでいる人も、大ぶりじゃらじゃらアクセサリーをかわいい系とクール系の2タイプ持っていれば、同じ黒のニットでも印象をガラリと変えられます。
もちろん、いきなり高価なものを買って失敗したら悔しいので、最初はファストファッションのお店へ行くのがオススメです。2つ買っても3千円しないくらいの値段で、コンサバ服にも合う華やか系のアクセサリーが見つかりますよ」
2018.07.24(火)
文=今富夕起
撮影=榎本麻美
写真=福本邦洋、岡本拓也