洋服、コスメ、旅行、習いごと、マッサージ、etc……。女性にとってのご褒美代は天井知らずになりがちです。シングル女性の家計簿を見ていると、食費や光熱水道費は一生懸命節約しているのに、ご褒美代がそのまま野放しになっているということも。
たとえば、電球をこまめに消すことによって1年間で節約できる電気代は430円です(54wの白熱電球1灯の使用時間を1日1時間短縮した場合、省エネルギーセンター調べ)。
もちろん、こうした省エネを心がけることも大切ですが、節約の観点からは支出の割合が大きいところに目をつけるほうが節約効果は高いです。洋服を2枚買うのを1枚に絞るだけでも1万円近く支出を削減できることがあります。買い物を1回我慢するだけでできるのですから効果は高いですよね。
家計簿をつけるのが面倒な人も、ご褒美代だけでも記録してみて月にいくらかけているかを把握してみましょう。
2012.05.13(日)
text:Yoko Hanawa
photograph:Tamon Matsuzono