ハルミチーズとメゼの満腹ランチ

「スト・ルシャ」は、ドアが鮮やかなブルーでかわいい外観。テラス席もある。

 ラルナカでのランチは、市庁舎の裏手にある一軒家レストランの「スト・ルシャ」へ。地元キプロスの食材にフレッシュなハーブを使ったキプロスの伝統的な料理、そしてキプロスワインをいただくことができるレストランだ。今日のメニューはミート・メゼ。

中は石を積み上げた壁で雰囲気がいい。
左:キプロス産の赤ワイン。この連載の第5回で訪れたワイン村に思いを馳せつついただいた。
右:前菜のサラダと胡麻ペースト、ヒヨコ豆のペースト、ニンニクヨーグルト、ナスの卵炒めなど。これとパンだけでもお腹いっぱいになりそう。

 前菜のサラダやフムスなどの後に、焼きハルミチーズが運ばれて来た。前回のレティンブウ村で食べた作りたてのものとは違い、焼いてあるので少し固い。前回のふわふわのものも美味しかったけれど、焼きハルミチーズも負けずに美味しい!

 続いてチキンやビーフ、ポークのグリルが次々とテーブルに並ぶ。最終日ということもあり、ランチだけれどワインも少しいただいた。これでキプロスワインともハルミチーズともお別れと思うと、寂しい気がして、またもたくさん食べてしまった(笑)。

左:焼きハルミチーズ。身が締まっていて食べるとキュッキュッと音がする。
右:ソーセージの煮込みの後に次々と串焼きが運ばれてくる。チキンもポークも味が濃くておいしい。

Stou Rousha
(スト・ルシャ)

所在地 26, Nicolaou Laniti, Larnaca
電話番号 96-509-590/99-243-870

2017.12.18(月)
文・撮影=たかせ藍沙