最新のインテリアデザインの中で
地元食材を使ったディナー

左:「エテン・バイ・リーフェン」の外観は、歴史ある建築をそのまま生かしている。それにしても、夏のベルギーは夕食の時間になってもまだまだ明るい。
右:1階はカジュアルなレストラン。2階へと続くらせん階段がインテリアの一部となっている。

 夏の終わりには、午後7時を過ぎてもまったく暗くならない。とはいえ、お腹は夕食の時間通りに空くものだ(笑)。マルクト広場から東に向かう通り沿いにある「エテン・バイ・リーフェン」へと向かった。モダンなインテリアと美味しい料理で人気が高いレストランだという。

 インテリアを手がけたのは、オランダ人のピート・ヘイン・イーク。東京で個展を催したこともあるという著名なデザイナーだ。彼の作品の特徴は、自然木や工場廃棄物などの廃材を使用して新しいデザインを生み出しているということ。ユニークで高いデザイン性の家具は日本でも販売されている。

2階は一般家庭のリビングのようにくつろげる雰囲気の個室。ピート・ヘイン・イークのデザインの特徴となっている寄木のテーブル。
3階は黒い壁が印象的でモダンなデザイン。こちらのテーブルもピート・ヘイン・イークらしいデザイン。

 「エテン・バイ・リーフェン」は、外観は他の建物と同様に中世の街並みに溶け込んでいるが、入り口を入ると別世界となる。入って左側の壁は廃材を組み合わせたピート・ヘイン・イークが得意とするデザイン。2階、3階に置かれたテーブルやイスも彼の作品だ。

左:スパークリングワインにオリーブと枝豆。塩の利いた枝豆がよく合う!
右:白身魚のカルパッチョ。
ホワイトアスパラガスの上に舌平目のグリル。バターが利いた濃厚なソースを絡めて。

 料理は、若いシェフが地元の食材を使い、魚のカルパッチョやタイ風サラダ、牛肉のタルタル、ハマグリのパスタ、サーロインのタリアータなど、各シーズンのもっとも旬な味を提供している。

 最新のインテリアに旬の美味しい料理。地元で人気のないわけがない! ホームページがオランダ語しかないという、今のうちに(観光客で満席にならないうちに)行くべきレストランと言える。

Eten Bij Lieven
(エテン・バイ・リーフェン)

所在地 Philipstockstraat 45, 8000 Brugge
電話番号 050-68-09-75
http://www.etenbijlieven.be/

2017.09.26(火)
文・撮影=たかせ藍沙