緑広がる原風景を一瞥して
仙崎のまちへ
「波の橋立」でのんびりしたら、仙崎のまちなかへ。道中の田園には至るところに真っ直ぐ伸びた道があり、ついつい寄り道をしてしまう。
映画のワンシーンのような、郷愁を誘う田園風景。
田園に囲まれた長い直線を自転車で疾走！ 海岸沿いを走るのとはまた違う楽しさ。
金子みすゞが暮らしたまち、仙崎へ
◆金子みすゞ記念館
波乱に満ちた生涯を送りながらも、多くの作品を残した童謡詩人、金子みすゞが暮らしたのがここ仙崎。みすゞの実家跡に建てられたこちらの記念館では、家族が営んでいた書店「金子文英堂」とみすゞの部屋を復元。本館には、みすゞ直筆の遺稿集や着物のハギレなど貴重な資料が展示されている。
大正時代から時が止まっているかのように佇む、「金子文英堂」。
「金子文英堂」の奥座敷。
2階にある「みすゞの部屋」は、どこか純粋で愛らしい空気が漂う。
こちらの記念館では、1週間前に予約をすれば、金子みすゞゆかりの地のガイドをしてくれるボランティアサービスもあるので、訪れる際は事前にチェックを。
金子みすゞ記念館
所在地 山口県長門市仙崎1308
電話番号 0837-26-5155
開館時間 9:00～17:00 (最終入館は16:30)
休館日 無休 (年末年始は短縮営業)
入場料 一般350円、高校生以下150円
http://www.city.nagato.yamaguchi.jp/site/misuzu/
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2017.08.26(土)
文＝吉村セイラ
撮影＝佐藤 亘
