寝つきが悪い、寝起きがしんどい。そんなときは香りの力を借りてみよう。ウェルネス&ビューティージャーナリストの久保直子さんに植物療法の香りの取り入れ方をお伺いしました。

» 第2回 ビューティフル マインドの「精油」
» 第3回 サンタ・マリア・ノヴェッラの「ラベンダーサシェ」
» 第4回 ジョー マローン ロンドンの「キャンドル」
» 第5回 バンフォードの「フレグランスオイル」
» 第6回 ニールズヤード レメディーズの「ディフューザー」
» 第7回 デ・マミエールの「アルティテュードオイル」

香りで眠り、香りで目覚める

 人は交感神経から副交感神経が優位になるとメラトニンが活性化され、眠くなります。この切り替えを促すのが香り。嗅覚は五感の中でも大脳に直接働きかけることができる、唯一の感覚と言われています。

 心が安らぐ香りをいっぱいに吸い込み、ゆっくり深く吐くことで、副交感神経が優位に傾き、スムーズに入眠できるようになります。定番ですがラベンダーの鎮静効果は科学的にも認められ、睡眠に適した香りと言えます。ゼラニウムもホルモンバランスを整え、安眠へと誘います。

 またやる気が出ない朝は、ペパーミントや柑橘系のほか、花粉症の人はユーカリで頭をクリアに。朝晩、香りを使い分けることで、眠りのリズムがスムーズに。

◆ たかくら新産業の
「プラグアロマ」

<in the Night>

プラグアロマ リラックスリキッド(25mL)+プラグセットで2,800円/たかくら新産業

「コンセントに挿すタイプのアロマオイル。ラベンダー、ゼラニウムが配合されています。香りが空間全体に行き渡っていいですよ」(久保さん)

たかくら新産業
フリーダイヤル 0120-828-290

●Recommender
久保直子(くぼ なおこ)さん

ウェルネス&ビューティージャーナリスト。パリ13大学を母体とするAMPP(フランス植物療法普及医学協会)認定メディカルフィトテラピストの資格を取得。ストレスや睡眠などのテーマで多くの媒体で監修。

2017.04.23(日)
Text=Rie Tanaka
Photographs=Hirotaka Hashimoto
Styling=Mariko Nakazato

CREA 2017年5月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

最近、眠れてる?

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定価780円